スキルアップ講座

VOL.10集中力を増やすデスクメイキング…「引き算」の科学

VOL.10
前回のお話では、集中力を守るための場所づくりの必要性と
「情報刺激」をカットすることの重要性について話しました。

そして、そのための
具体的な方法について…
スマホ・PCブラウザ・メルマガなどの情報刺激の遮断方法について、お話しました。

そして、今回は、その続きです。

集中力を増やすための「引き算」のお話です。

#失うことで手に入れる

これはビジネスに限った話ではありませんが
私達が何かを手に入れるには
その前に「何かを捨てる」「何かを断つ」というプロセスも必要です。

物事は、すべてトレードオフの関係にあります。

何かを手に入れて、何かを失い
何かを捧げて、何かを手に入れる。

その繰り返しです。

例えば、大きな収入を得ることによって
税金が大きくなって支出が増えたり

あるいは、人間関係や環境が変わる…

そういった現象も、まさに「トレードオフ」の一つです。

そして今回、これから話すのは「引き算」の話しです。

集中力を増やすためには
集中力を減らすものから
意図的に距離を置くことが必要になってきます。

そのために私が実践していることを
学術的な研究をベースに紹介していきます。

#ものを減らすほど、自己コントロール力が増していく

集中力のエンジンになるような
作業環境…

それは、物が少ない部屋です。

物が散らかっている部屋や机は、集中力を奪います。

実際、散らかった部屋で作業していたグループは
気が散乱し、集中力が低下したという心理学の実験結果もあります。

※もしも、「最近、集中できていない…」と思うのでしたら
ここで一度、自分の部屋を見渡してみてください。
散らかっているな、と思ったのなら、すぐに片付けましょう。

#障害物に反応する扁桃体

脳科学的にこの現象を解説すると…

部屋を歩いていて、何か障害になるもの
(転びそうなもの、足をぶつけそうなもの)
があると、不安や恐怖を司る「扁桃体」(へんとうたい)
という部位が反応してしまいます。

つまり、ものが散らかっている部屋だと
その分だけ脳が「空間把握」に意識を使うために
集中力が下がるわけです。

さらに、
散らかった空間では自己コントロール力が下がる、という理由により
家族や同居人などと喧嘩が増える、というデメリットも生じます。

清潔かつ無駄のない作業環境が
生産性を上げるために大切です。

#論より証拠。いますぐに。

もし部屋の中を見渡して、雑多な状態にあると感じたのなら
すぐに片付けましょう。

片付けるべきものをおいておくと
そのものを見るたびに、脳は
「片付けるべきか」「後回しにするか」
という選択を迫られます。

「後回し」が集中力を減らしてしまうことは
以前の講義で伝えたとおりです。

部屋を片付けること自体が
集中力を高めるスイッチにもなるのです。

集中力を高めるデスクメイキング…
ぜひ試してみてください。

#片付けの究極奥義

ちなみに、私自身、部屋をきれいに保つために
心がけていることがあります。

それは、
「無駄なものは買わない」
ということを徹底していることです。

その代わり
「本当に気に入ったものだけを買い、使う」
ということにしています。

洋服でも、日用品でも
コンパクトで、センスのいい
良質なものを揃えるようにしています。

例えば、靴。

私は随分いろいろな靴を履いては買い替えていましたが
ある時から、本当に気に入ったデザインのものだけを
吟味して吟味して、買うことにしました。

心から納得できる一足…そして探し
選んだのは、伝統ある靴作りメーカーの
「フェラガモ」のローファーでした。

それから、私は靴を買わなくなりました。

なぜなら、新しく靴が欲しくなった時、自分に問うからです。

「今の靴よりも、いい靴か?」

その結果、99%「買わない」という結論になります。

そして、私は小さな教訓を得ました。

★自分が心の底から気に入った質の高い買い物は
結果的に未来の浪費を抑えてくれる

…と、私は考えています。

フェラガモの靴は、まあまあの値段がしましたが
この一足を買ったことで、靴への出費がなくなったので
結果的に良かったと思っています。

さて、話を戻します。

本当に納得した、質のいいものだけを、必要な分だけ買う、ということを徹底した結果
私の家にはものが極端に減りました。

その結果…

#生活感のない部屋

私の家に来た人はみんな、生活感のなさに驚きます。

収納を活用しつつ、ものをあれこれと買わないようにしているので
スペースに余裕があります。

多くの人は自分の部屋の空いている空間を見て
「このスペースが勿体無い」などといいます。

が、私の考えは逆です。

私の部屋は何よりも「スペース」を大切にしています。

究極的に言えば、「物をおいて、スペースを無くすなんてもったいない」という考え方です。

★スペース>家具

というプライオリティ(優先順位)を守ることです。

そうすれば、小さな部屋でも広々とした気持ちで生活できるわけです。

前述の通り、私の家は、モノがないので部屋が散らかりません。

それによって、扁桃体(へんとうたい)の反応が抑えられて
集中力をキープし易くなるというわけです。

もちろん生活に必要なものや
便利なものは、普通においています。

ただ、私は無駄にあれこれと買って
部屋が乱れる、無駄な視覚情報が入ることが嫌いなのです。

そして、その工夫自体がウィルパワーの節約になります。

仕事専用部屋を作るのは難しいとしても、作業環境の周りは、作業に「最適化」するようにしましょう。

#プライミング効果による集中環境

さらには、場所について
「プライミング効果(暗示)」をかけることも
強力なテクニックです。

例えば、何度も毎日のようにジムに通い、
トレーニングする習慣を作ることで
「ジムといえばトレーニングをする場所」
ということを脳に覚えさせることができます。

すると、ジムのドアをくぐったときに
脳が「トレーニングをするモード」に切り替わるというわけです。

あるいは、
「ベッドに入った途端に眠くなる」というのも
このプライミング効果(暗示)による心理効果です。

これは作業にについても同じです。

#私の職場は無印良品

私が、いつも作業に使うカフェがあります。

無印良品のオープンスペースのカフェです。

100円のコーヒー一杯で、コンセント付きの作業環境に滞在できます。

また、デスクも木目調で椅子も座りやすいので、使い始めました。

何度も通っているうちに
「無印のオープンカフェ」に入った途端に
「すっ」と雑念なく集中できるようになりました。

今ではすっかり常連です(笑)。

「作業部屋」を一室用意するのが難しい方も多いと思いますが
こういう「集中スペース」が、家の近くにあると
非常に有利ですね。

ぜひ、あなたも「自分の作業フィールド」を決めて
そこで「集中の習慣化」を行いましょう。

#まとめ:場所選びと部屋づくりの重要性

今回は、場所と部屋選びの重要性についてお話しました。

・必要最小限のもの以外は捨てること。
・必要最小限のもの以外は買わないこと。
・自分の身の回りの環境にも気を配ること。

主にそういったことについてお話しました。

この環境づくりのテーマについては
本当に大切なので、またお話しますね。

最後に、今日・明日から使える集中テクを4つお話します。

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【1】水色には集中力を高める効果がある

→私は、パソコンの壁紙を水色にしています

【2】緑(植物)を置くと集中力が高まる

→100円ショップやニトリなどで摸造の植物を購入できます。

【3】自分の顔が映る鏡を机の上に設置する

→鏡には、集中力を高める効果があります。
心理学で言う「自己認識力(客観的に自分を見る力)」を高めることで、集中が切れたときに、集中を再起動させてくれるのです。

【4】100円ショップで大きな箱を買ってきて、部屋で散らかっているものを「とりあえず」詰め込んでしまう

→とりあえず、手っ取り早く作業環境を作ることができるのでおすすめできます。

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効果のあるテクニックの数々ですので、小さな自己投資として揃えてみてください。

○おまけ

ここからは、講義の関係のないただの余談です(笑)

今回ちょっと話に上がった靴ですが、私が買ったのはこんな靴でした。

心から納得のいくこの一足に出会うまで
随分と探し回りましたが
個人的には、これ以上の一足は存在しないと私は思って
履いています(笑)

まあお好みもあると思いますが…

こういうシンプルでスッキリまとまった
ごちゃごちゃしてないものが私は好きですね。

もしも履けなくなったら
リピートしたいくらい気に入っています。

こういうモノの類も
仕事のモチベーションを上げることがあるので
収入が上がって余裕ができたら
たしなみの一つとして
少しずつ集めてみてもいいと思います。

(もちろん、浪費はおすすめしません…笑)

それでは、また明日!
 
 

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